197億円で運営会社と契約締結、48時間以内の部品供給など提供
日立製作所は3月11日、鉄道システム事業を手掛けているイタリアの現地法人、日立レールが、イタリアの鉄道運営会社トレニタリアと、高速鉄道車両フレッチャロッサ500(ETR500)のメンテナンスをロジスティクス面でサポートする契約を締結したと発表した。
車両の部品を48時間以内に供給することや、部品在庫水準の最適化を図ることで、車両保守サービスと部品管理の品質を向上、高速鉄道の安定運行を後押しする。
契約は1億5280万ユーロ(約197億円)で、期間は6年間。さらに2年間延長するオプションも付けられている。
ETR500は営業最高速度が時速300キロメートルに達している。
ETR500(日立製作所プレスリリースより引用)
(藤原秀行)