日産40トン、貯氷設備は300トンに
横浜冷凍(ヨコレイ)は8月5日、長崎県平戸市で新たな製氷工場「平戸アイスファクトリー」が完成したと発表した。
鉄筋コンクリート造の地上2階建て、延べ床面積は812平方メートル。製氷能力は日産40トンで、貯氷設備は300トン。ノンフロン自動製氷システムや高効率自然冷媒冷凍機などを導入、製造から販売までの完全自動化・無人化を実現するとともに、環境負荷軽減に努めている。
工場建設地の田平港は巻き網の運搬船など、多くの漁船が頻繁に往来しており、水産品運搬に用いる氷を供給する。全自動・無人化・24時間稼働の製氷工場としては国内最大級という。
工場の外観(ヨコレイ提供)
(藤原秀行)