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プロロジス、兵庫・猪名川で大型物流施設開発計画の1棟目が竣工

プロロジス、兵庫・猪名川で大型物流施設開発計画の1棟目が竣工

15・9万平方メートル、ビバホームやエレコム、日立物流西日本が入居

プロロジスは8月26日、兵庫県猪名川町で進めている大規模なマルチテナント型物流施設2棟を開発する計画のうち、1棟目となる「プロロジスパーク猪名川2」が竣工したと発表した。ビバホームやエレコム、日立物流西日本が入居を決めており、賃貸面積の86%で契約を締結済みという。

地上5階建て、延べ床面積は15万8644平方メートル。ダブルランプウェーを使って各階に45フィートコンテナセミトレーラーと21メートルフルトレーラーが直接アクセスできる。1フロア最大約8000坪で効率的なワンオペレーションが可能。最上階には景観の良いカフェテリア2カ所と売店を設け、従業員がリラックスできる空間を整備している。

車路部分の外装にはバース部の防風効果と周辺への遮光に配慮したルーバーを採用し、地域開発の顔としてシンボリックなデザインになるよう腐心している。


「プロロジスパーク猪名川2」の外観(以下、いずれもプロロジスプレスリリースより引用)

周辺地域からの自動車通勤を想定し、敷地内に約440台の駐車場を整備。路線バスの停留所も敷地内に開設予定。総トラックバース数は238台、「ホワイト物流」推進の一環として、Hacobuのトラック受付システム「MOVO Berth」利用者のためのトラック受付場と34台分の大型車待機場を設けし、入居企業の入出庫管理の効率化、トラックバースの有効活用化およびドライバーの待機時間削減をサポートする。ドライバーが利用可能なシャワールームも提供する。

入居企業のBCP(事業継続計画)をサポートするため、以前からプロロジスの物流施設は共用部の電力を72時間程度維持する非常用発電機を備えているが、「プロロジスパーク猪名川2」は同社として初めて非常時の発電機燃料として地下に大型オイルタンクを導入。防災センターや入居企業の事務所エリアなどへ最大約7日分の電力供給が可能となり、供給量が大幅に向上するとみている。

備蓄燃料は震災などで停電した場合、施設入居企業へ提供するほか、プロロジスが運営する周辺の物流施設への移送、また地域貢献として猪名川町への提供も想定している。

環境負荷軽減への取り組みとして、施設全体に人感センサー付きLED照明を標準設置。特に倉庫部分は通常のLED照明比で電力使用量を半減できる高天井用センサー付きインテリジェントLED照明(プロロジス共同開発)を取り付けている。

屋根面へは、自家消費用の太陽光発電の設置を検討中。施設の消費電力や水の使用量をリアルタイムで取得し分析可能な「プロロジススマートボックス」によって、消費エネルギーをモニタリングする。同システムは、気温・湿度・雨量・風速・地震などの環境データも取得可能で、気候や環境変動に応じた施設運営をサポートする。各取り組みによりCASBEE(建築環境総合性能評価システム) Sランクを取得予定。


建物内のカフェとトラックバース

(藤原秀行)

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