グッドマンジャパン 活動状況 2021

グッドマンジャパン 活動状況 2021

物流施設開発担当部署名/担当者数

担当部署名
インベストメントディビジョン
担当者数
25名

累積開発実績

総保管面積(=賃貸可能部分)
2,090,000㎡
※開発予定を含む延べ床面積
マルチテナント型施設数
28棟
BTS型施設数
4棟

開発実績エリア

首都圏 近畿圏 中部圏 北海道 東北 北陸 中・四国 九州・沖縄

開発対応可能エリア

首都圏 近畿圏 中部圏 北海道 東北 北陸 中・四国 九州・沖縄

海外の開発/投資実績および投資計画

実績あり 計画あり 検討中 計画なし

世界最大級のインダストリアル不動産企業として、グッドマングループはオーストラリア、ニュージーランド、アジア、欧州、北米、南米を含む世界 14 カ国で、物流施設を中心とした事業用不動産の所有、開発、運用を行っている。2021 年 6 月末時点のグループ全体の運用総資産(開発中のプロジェクトの竣工時の想定評価額含む)はグループ計で 579 億豪ドル(434 億 USドル)に上る。

冷凍/冷蔵施設の開発実績および開発計画

実績あり 計画あり 検討中 計画なし

中長期的な開発/投資方針

大型施設(延べ床面積 1 万坪=約 3.3 万㎡以上)に限定 大型施設がメーン 大型と中・小型が半々程度 中・小型がメーン 中・小型に限定

中長期的な新規開発:既存物件取得の比率

開発に限定 開発がメーン 開発と既存物件取得を半々程度 既存物件取得がメーン 既存物件取得に限定

総運用資産額/総運用施設数

総運用資産額

運用施設数
26棟(開発中のプロジェクトを含む)

過去1年間のトピック

グッドマンビジネスパークウエスト(千葉県印西市)を開発中。2021 年 10 月に竣工予定。すでに 100%成約済み
グッドマン高槻(大阪府高槻市)を開発中。2022 年度に竣工予定。
茨城県常総市に約 88,000 ㎡の新たな開発用地を確保。2021 年後半に着工予定。
複数の戦略的なロケーションに開発用地を取得。

当面の事業戦略

新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛などから巣ごもり消費が常態化し、EC ビジネスが急成長を遂げている。それに伴い、消費者に近い戦略的な「インフィル・ロケーション」における先進的な物流スペースの需要がますます高まっている。交通・物流の利便性、周辺エリアからの雇用確保の容易さ、高いBCP 性を考慮して立地を厳選し、機能性、デザイン性、および最高レベルのサステナビリティを備えた物流施設開発を行う。

グッドマングループはサステナビリティに関する取り組みの規模とスピードを加速し、当初 2025 年の実現を目指していたグローバルオペレーションにおけるカーボンニュートラルを、4 年前倒しで達成した。将来を見据えて気候変動に対処する強いコミットメントを掲げ、今後も開発工程における CO2 排出量削減を徹底していく。

50 ヘクタール規模のグッドマンビジネスパークを含め、持続可能な成長を実現する中期的な開発パイプラインは確保しているが、引き続き消費地に近い立地を中心に魅力的な投資機会を模索する。

物流施設のプロパティマネジメント(PM)

ビルマネジメント(BM)の運営体制
自社もしくはグループ会社で、ほぼ全ての物件を管理している。
自社もしくはグループ会社で、半分以上の物件を管理している。
PM 会社に、半分以上の物件の管理を委託している。
PM 会社に、ほぼ全ての物件の管理を委託している。
その他(自由回答)
リーシングマネジメント(LM)の運営体制
自社もしくはグループ会社で、ほぼ全ての物件を管理している。
自社もしくはグループ会社で、半分以上の物件を管理している。
PM 会社に、半分以上の物件の管理を委託している。
PM 会社に、ほぼ全ての物件の管理を委託している。
その他(自由回答)
コンストラクションマネジメント(CM)の運営体制
自社もしくはグループ会社で、ほぼ全ての物件を管理している。
自社もしくはグループ会社で、半分以上の物件を管理している。
PM 会社に、半分以上の物件の管理を委託している。
PM 会社に、ほぼ全ての物件の管理を委託している。
その他(自由回答)

新型コロナウイルスの感染拡大後、1年前に比べての変化

入居・増床の相談
減った やや減った 横ばい やや増えた 増えた
退去・縮小の相談
減った やや減った 横ばい やや増えた 増えた
資金調達
容易になった やや容易になった 変わらない やや難しくなった しくなった
用地取得
容易になった やや容易になった 変わらない やや難しくなった 難しくなった
現行の開発計画
ブレーキがかかった ややブレーキがかかった 変わらない ややペースが加速した ペースが加速した

コロナ禍が始まって以降のテナントからの要請や相談

共用部のドアノブ、アメニティのテーブル・シートなど人の手の触れる部分について一日 3 回の消毒作業の実施
エントランスやアメニティへの非接触型体温計及び消毒液スタンドの設置
カフェテリアの席の間引き・アクリル板の設置及びソーシャルディスタンス徹底の呼びかけとサイン掲示
建物内喫煙所及びハンドドライヤーの利用停止
管理スタッフのマスク着用・手指消毒の徹底
陽性判定者が出た場合の対応等について管理会社や消毒業者とあらかじめ協議し、入居企業用のチェックシートを作成
陽性者が出た場合の追加緊急消毒作業の手配・実施、など

新型コロナが物流不動産市場全体のトレンドに与える影響の予想

賃貸物流施設の需要
減少する やや減少する 横ばい やや増加する 増加する
賃貸物流施設の開発・供給ペース
減速する やや減速する 横ばい やや加速する 加速する
賃貸物流施設用地の相場
低下する やや低下する 横ばい やや上昇する 上昇する
賃貸物流施設の賃料相場
低下する やや低下する 横ばい やや上昇する 上昇する
建設コスト
低下する やや低下する 横ばい やや上昇する 上昇する

入居テナント

業種 割合(%)
物流業 62.6
メーカー 25.2
通販業 3.4
流通業 8.8

新型コロナウイルス以外のリスクと対策

この 10 年で土地の価格と建築費は高騰しているにもかかわらず、首都圏の新規供給が過去最高に達している。これまでの相場賃料からみて極めて高値での用地取得や、サブマーケットの需要量を度外視するかのような施設の大量供給が見受けられるエリアがある一方、カスタマー企業の賃料設定に関する目線は依然厳しい。
また、カスタマー企業にとって労働力確保は引き続き大きな課題であり、雇用に有利な立地の選定を重視する傾向が高まっている。
このような市場の動向を踏まえた用地の厳選姿勢により、当社は開発プロジェクト数を絞り込み、緻密なプロジェクトとコストのマネジメントを通じて、カスタマーへのコスト競争力ある条件提示を実現している。
賃料を大幅に上げることが難しい中、当社は引き続き魅力的な賃料でクオリティの高い物流施設を提供することに専心する。

2021~22年に竣工予定のマルチテナント型施設

名称 竣工予定年月 所在地 延べ床面積(㎡) 賃貸可能面積(㎡)
グッドマンビジネスパーク ウエスト 2021年10月 千葉県印西市鹿黒南1丁目2番 154,700 130,000
グッドマン高槻 2022年度 大阪府高槻市下田部町2丁目 22,100 6,700

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