22年末ごろから米国の個人向け販売開始目指す
テトラ・アビエーションは10月7日、米国で2021年夏に行った「空飛ぶクルマ」の新型eVTOL(垂直離着陸機)「Mk-5」の試験飛行動画をYouTubeで初めて公開したと発表した。
eVTOLは米国で開かれた世界最大級の航空機イベント「AirVenture OSHKOSH 2021」で実機を初公開し、予約の受け付けを始めた。その後、米カリフォルニアでフライトデモを行い、認証を取得した。
当初は米国の個人向けの販売を目指しており、2022年末ごろから予約した顧客へ順次届ける予定。個人顧客を通じて将来の量産機におけるニーズを調査する。
日本での販売も視野に入れている。25年の大阪・関西万博でeVTOLをお目見えさせたい考えだ。
新型eVTOL(テトラ・アビエーション提供)
(藤原秀行)