日本郵便の持ち分取得し商号を「HMKロジサービス」に
ハマキョウレックスは12月17日、日本郵便の物流子会社であるJPロジサービス(大阪市)を連結子会社化し、同日付で商号をHMKロジサービスに変更したと発表した。日本郵便が保有しているJPロジサービスの発行済み株式67.6%を全て取得。ハマキョウレックスが筆頭株主となり、残る32.4%は引き続き大丸松坂屋百貨店が維持する。
ハマキョウレックスは今年4月からスタートした新中期経営計画で「3PL事業を軸とする事業展開」「3PL事業とグループ会社の融合」「新規顧客獲得に向けた取り組み」を骨子に掲げ、物流センター事業(3PL事業)を中心に発展・拡大を推進している。
JPロジサービスは全国各地の拠点で百貨店物流などを展開しており、ハマキョウレックスは同社を連結子会社化することでこれらのサービスとノウハウを獲得。また双方の強みを組み合わせることで新規顧客の開拓、JPロジサービスの既存顧客により付加価値の高い物流サービスを提供していく。
JPロジサービスは1968年に設立。主に物流センター事業を手掛け、直近の2018年3月期業績は売上高112億3000万円、営業利益1億9900万円、経常利益2億600万円、当期利益1億3200万円。
(鳥羽俊一)