【動画】不審者よ、ドローンが空から見ているぞ!

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KDDIやセコム、テラドローンが自動警備の実証実験・物流に応用も

 KDDIは12月18日、警備最大手セコム、ドローン(小型無人機)の飛行管制システム開発を手掛けるテラドローン(東京)と連携し、携帯電話の高速通信技術「4G LTR」などを生かしたドローンによるスタジアムでの広域警備の実証実験に国内で初めて成功したと発表した。ドローンにカメラとAI(人工知能)を搭載、上空から不審者を自動的に発見した。

 各社は2020年のシステム実用化を目指している。高速通信網を使い広範囲で安定してドローンが飛行できる環境を確立し、物流や設備点検、災害対策などにも応用していきたい考えだ。


スタジアム上空のドローン(KDDI提供)


ドローン警備の実証実験の模様(KDDI提供)

 実証実験はさいたま市の埼玉スタジアムで今年11月に実施。計4台のドローンを投入した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト(DRESSプロジェクト)」の一環として行った。

 3次元地図などを基に、1台のドローンが上空からスタジアムの状況をリアルタイムで俯瞰し、不審者を見つけると位置を特定。その情報からより低空を巡回しているドローンが追跡するとともに、警備員が現場に急行するとの流れだ。

 ドローンを警備に投入することで、有事にもより迅速に対応できると見込む。今後は人込みの中から不審者をより的確に見つけられるシステムの開発などを進める。

 KDDIはドローンをさまざまな産業で活用できる環境を整備し、プラットフォームとして提供する「スマートドローン」構想を推進。全国に張りめぐらせた自前の高速携帯電話通信網を生かし、機体を遠隔制御できるようにすることを想定している。

(藤原秀行)

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