井本商運、阪神港と敦賀港や境港結ぶトライアル輸送を開始

井本商運、阪神港と敦賀港や境港結ぶトライアル輸送を開始

初の日本海内航フィーダー航路

井本商運は12月8日、阪神国際港湾が実施する「国際フィーダー航路拡充トライアル事業」の選定を受け、200TEU(20フィート標準コンテナ換算)型コンテナ船「だいこく」(749G/T)が日本海内航フィーダー航路船として 12月7日に敦賀港、8日に境港にそれぞれ入港し、外航母船が寄港する神戸港と両港を結ぶトライアル輸送を開始したと発表した。

阪神国際港湾および外航船社との連携で実現した同事業は、日本海側の各港湾と神戸港を内航フィーダー航路で結び、現在は韓国の釜山港を含めたアジア主要港でトランシップされている貨物や神戸港に陸上輸送されている貨物について、国際コンテナ戦略港湾の神戸港でのトランシップの可能性を検証し、定期航路化を目指している。

実現すれば、同社創業以来初の日本海内航フィーダー航路となる。将来の船舶大型化も視野に入れて、同航路の拡大と利便性の向上を図る。


敦賀港で輸入貨物の揚荷役中の「だいこく」

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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