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出光、UAE国営石油会社から購入のブルーアンモニアを三重・四日市製油所へ輸送

出光、UAE国営石油会社から購入のブルーアンモニアを三重・四日市製油所へ輸送

ISOタンクコンテナ活用、脱炭素貢献目指す

出光興産は12月13日、アラブ首長国連邦(UAE)の国営石油会社Abu Dhabi National Oil Company(アブダビ・ナショナル・オイル、ADNOC)から、同国で製造されたブルーアンモニアを購入し、同社グループの昭和四日市石油四日市製油所(三重県四日市市)への国際輸送・納入を完了したと発表した。

ブルーアンモニアのISOタンクコンテナでの国際輸送実証試験は、国内企業では先駆的な試み。CO2フリーアンモニアのサプライチェーン構築に向けた知見の蓄積を目指し、出光では初めて実施した。


四日市製油所に搬入されたブルーアンモニアのISOタンクコンテナ

今回輸送したブルーアンモニアは、ADNOCの生産する天然ガスからFertiglobe(ADNOCとオランダOCIの合弁グループ会社)がRuwais工業団地内のFertil工場で製造した。その際に排出されるCO2は分離回収し、EOR(石油増進回収)により貯留。ISOタンクコンテナによる輸送を経て四日市製油所で受け入れた後は、ケミカル用途として使用される。

ADNOCと出光はこれまで45年にわたる原油取引などを通し、良好な関係を築き上げてきた。両社はこの関係を基に、製造時に排出されるCO2を回収・貯留したブルーアンモニアという新たなエネルギーのサプライチェーン構築を目指し、今回の国際輸送実証を協力して実施した。

出光は現行の中期経営計画(2020~22年度) で既存製造拠点を新たな低炭素・資源循環エネルギーハブへと転換する「CNXセンター構想」を掲げている。今回の国際輸送の経験蓄積を踏まえ、今後も国内外の様々な有力企業との連携を通して、同社設備でのアンモニアの燃料利用や顧客への燃料アンモニア供給を目指す。

並行して、自社操業に伴うCO2排出量削減を推進するとともに、顧客のCO2排出量低減に貢献するため、低炭素エネルギーの安定供給に向けた取り組みを実施する。


四日市製油所全景

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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