運送事業者支援のAzoop、モノフルとジャフコグループから9億円の資金調達

運送事業者支援のAzoop、モノフルとジャフコグループから9億円の資金調達

事業拡大で東京・芝大門にオフィス移転

運送事業者の業務効率化支援を手掛けるスタートアップ企業のAzoop(アズープ)は12月24日、日本GLP傘下のモノフル、ベンチャーキャピタルのジャフコグループから総額9億円の資金調達を完了したと発表した。

両社を引き受け先とする第三者割当増資を実施した。調達した資金は人材採用や新サービスの開発に充てる。

Azoopは経営が軌道に乗り安定化した「シリーズB」ラウンドのファーストクローズと位置付けており、累計調達額は約13.7億円に達した。ジャフコは2019年にもAzoopに出資している。

Azoopは22年2月にも追加の資金調達を予定している。同ラウンドの調達額はトータルで約18億円になる見込み。

併せて、事業拡大と従業員増加を考慮し、12月22日にオフィスを東京都世田谷区上馬からJR浜松町駅が近接する東京都港区芝大門へ移転した。

Azoopはトラックなど商用車専門の中古車ECサイト「トラッカーズマーケット」、運送事業者の業務効率化をクラウドベースで支援する「トラッカーズマネージャー」、ドライバーに特化した転職・求人支援の「トラッカーズジョブ」といったサービスを展開している。

(藤原秀行)

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