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【物流で光るCSR】全国の1万世帯へ食品届ける「子供宅食」展開へ

【物流で光るCSR】全国の1万世帯へ食品届ける「子供宅食」展開へ

フローレンスと日本アクセス、メーカーや卸の協力得てトライアル

子供の虐待防止や貧困解消などに取り組む認定NPO法人フローレンス(東京)と日本アクセスは1月12日、国内の食品卸やメーカーなどの協力を得て、全国の1万世帯へ食品を届けるプロジェクト「こどもフードアライアンス」を1月下旬から試験的に実施すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大で経済的に困窮している子育て家庭を応援するのが狙い。

厚生労働省によれば、生活困窮者から各自治体の「自立相談支援機関」への新規相談件数が2020年度は前年度比3.2倍の78万6195件に達し、社会問題化。フローレンスは17年、経済的に困っている家庭などへ食品や日用品を届け、必要に応じてさらに支援する「こども宅食」を開始、全国で展開している。

フローレンスと連携している一般社団法人こども宅食応援団が21年3~4月にこども宅食を使っている人たちを対象にアンケートを実施したところ、「主人がコロナ倒産し再就職先もまだ見つからず、失業保険があと2カ月で終わると思うと、その先が不安でしかない」「父子家庭で4人の子どもを抱え、貯金を切り崩しながら生活している」といった深刻な悩みが挙がっている。

一方、全国でこども宅食を手掛ける団体の多くが、財源などの問題で安定的に事業を行うのが難しくなっているため、フローレンスは日本アクセスとタッグを組み、各団体支援を強化することにした。

今年1月からは、日本アクセスが各食品メーカーに協賛を募り、提供された食品類をフローレンスが東京でまず集約した上で連携先のこども宅食実施65団体へ届ける。配送は日本アクセスが手掛け、費用も負担する。フローレンスは今後、より多くの食品メーカーなどの協力を得て、配送先を拡大していきたい考え。

今年1月12日現在、味の素AGF、ヱスビー食品、佐藤食品、日清食品ホールディングス、ネスレ日本、はごろもフーズ、マルハニチロ、UCC上島珈琲など14の企業が協賛しているという。


(両社プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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