神奈川・相模原などの物流施設など5棟の取得費用に充当
日本GLPは3月16日、物流施設を投資対象とする私募ファンド「GLPジャパン・インカム・ファンド(JIF)が同日、サステナビリティローン840億円、グリーンローン660億円の総額1500億円を調達したと発表した。
今回の調達資金は、グリーン適格クライテリア、ソーシャル適格クライテリアの一方、もしくは両方の要件を満たしている物流施設の取得費用に充てる。
具体的には、サステナビリティローンは「GLP ALFALINK 相模原1」(神奈川県相模原市)と「GLP ALFALINK 流山8」(千葉県流山市)、グリーンローンは「GLP ALFALINK 相模原3」(神奈川県相模原市)、「GLP 平塚Ⅰ」(神奈川県平塚市)および「GLP 八千代Ⅲ」(千葉県八千代市)の取得資金として全額充当する。
グリーン適格クライテリアはCASBEE評価でB+ランク以上など、環境負荷軽減の取り組み内容を、ソーシャル適格クライテリアは災害時の地域住民安全性確保や子育て支援といった点での活動内容をそれぞれ評価している。
(藤原秀行)