最大10トンの天井クレーン設置、重量品の取り扱いに注力
三菱倉庫グループの富士物流は4月5日、茨城県阿見町で新たな物流拠点「筑波物流センター」が竣工、同日に営業を開始したと発表した。
地上3階建て、延べ床面積は2万175平方メートル。茨城県県南エリアの事業拡大と、物流効率化など多様なニーズへの対応を目指し、昨年4月から建設を進めていた。最大10トンの天井クレーンを設置し、重量品の取り扱いに注力している。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の阿見東ICから至近で、関東の広域をカバーできる配送拠点として期待。建築基準法の規定を上回る耐震構造を採用するなど、BCP需要も考慮しているほか、LED照明や遮熱高断熱素材の導入など環境にも配慮している。
施設の概要
名称 | 筑波物流センター |
所在地 | 茨城県稲敷郡阿見町よしわら一丁目19-2 |
敷地面積 | 14,139㎡(約4,277坪) |
延べ床面積 | 20,175㎡(約6,103坪) |
建物構造 | 鉄骨造、3階建 |
設備 | ・計4基の天井クレーンを設置(10tx2基、5tx2基) ・環境負荷低減のために全館LED照明を採用 ・空調設備、セキュリティ設備 |
営業開始日 | 2022年4月5日 |
関連情報 | 当物流センターの詳細は以下ページで紹介 https://www.fujibuturyu.co.jp/lp/tsukuba/ |
(藤原秀行)