全国で「GAP認証」取得を後押し、通年供給可能に
双日は7月1日、安全な農産品の流通促進へ新たな子会社「双日農業」を6月22日付で設立したと発表した。
双日農業を通じ、全国で安全性確保や環境負荷低減などに取り組んでいると第三者機関が認める「GAP(農業生産工程管理)認証」を取得した農産物の通年供給を可能にする体制」の構築を目指す。
具体策として、農業生産者のGAP認証取得をサポートし、国内におけるGAP認証農産物の流通量を増やすとともに、農業生産者とGAP認証農産物を軸とした共同生産事業を展開し、必要な保管設備や加工設備などの機能を提供。
さらに、農業生産者とのネットワークを全国規模で形成して効率的な物流を実現し、安定的かつ持続的な供給体制を構築することにも取り組む。田んぼを畑に生まれ変わらせる「水田転作」を主とした新たな産地形成による農産物の供給量増加も実現したい考え。
生産圃場イメージ(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)