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大和ハウスが三重・朝日町で開発中の日本トランスシティ向け物流施設が生物多様性配慮評価の「ABINC認証」取得

大和ハウスが三重・朝日町で開発中の日本トランスシティ向け物流施設が生物多様性配慮評価の「ABINC認証」取得

中部地方初、準絶滅危惧種コチドリの営巣環境整備など計画

大和ハウス工業は9月12日、三重県朝日町で開発中の物流施設「(仮称)Dプロジェクトみえ朝日町」が、8月26日付で中部地方の物流施設として初めて「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を日本トランスシティとともに取得したと発表した。

同施設は日本トランスシティが2023年6月30日の竣工と同時に取得する予定。

ABINC認証は一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が、一般社団法人企業と生物多様性イニシアチブ(JBIB)の開発した「いきもの共生事業所認証ガイドライン」と「土地利用通信簿」を評価基準として、高い生物多様性への取り組みを評価・認証する制度。

同施設は計画地とその周辺に生息する植物や鳥類、昆虫類などを対象に自然環境調査を実施し、周辺環境との調和や地域の生物多様性に配慮した整備、地域共生活動を計画。この中で、地域の生態系に配慮して、コナラやヤマザクラ、ツツジ類、ヤマハギなどの在来種から草木を選定した。また、本計画地は三重県が準絶滅危惧種に指定するコチドリの生息地に近接するため、コチドリの営巣環境を確保するため砂や小石を敷いた環境を整備する予定。

地域共生活動では、地域住民のと連携して周辺の水田や水路などに生息するメダカ、ドジョウなどの生き物を、敷地内に整備した水辺のあるビオトープエリアに放流する計画。長期的に保全活動が維持されるよう、自然観察イベントや環境教育プログラムなど地域の方々と連携した維持管理を想定している。こうした取り組みが評価され、ABINC認証の取得につながった。


敷地図


「(仮称)Dプロジェクトみえ朝日町」竣工イメージ(いずれも大和ハウス工業提供)

■「(仮称)Dプロジェクトみえ朝日町」概要
名称:「(仮称)Dプロジェクトみえ朝日町」
所在地:三重県三重郡朝日町大字埋縄
交通:伊勢湾岸自動車道「みえ朝日インターチェンジ」より約700m、JR関西本線「朝日駅」より約1.4km
開発面積:77,403.45㎡(約23,414.54坪)
延床面積:64,203.81㎡(約19,421.65坪)
構造・規模:鉄骨造 3階建て
着工:2022年7月1日
竣工予定:2023年6月30日

(藤原秀行)

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