独ボロコプター、「空飛ぶクルマ」電動エアタクシーの実物大モデルを日本初公開へ

独ボロコプター、「空飛ぶクルマ」電動エアタクシーの実物大モデルを日本初公開へ

型式証明申請受理や住友商事の出資受け入れを記念

「空飛ぶクルマ」の開発を手掛けるドイツのVolocopter(ボロコプター)は2月21日、大阪市の「グランフロント大阪」で3月8~12日に、「空飛ぶクルマ」の電動エアタクシー((電動・垂直離着陸機体)「VoloCity」の実物大モデルを日本で初めて公開すると発表した。

同社は国土交通省の型式証明申請受理や住友商事の出資受け入れを記念すると説明。電動エアタクシーの認知度と社会受容性の向上を目指す。

ボロコプターは2025年の大阪・関西万博で、エアタクシーVoloCityを飛行させることを2021年10月に発表済み。

2024年に欧州航空安全機関(EASA)から型式認証を取得することを目指し、現在VoloCityの飛行試験を継続している。国土交通省が申請を受理したのに伴い、欧州外では3カ国(日本、米国、シンガポール)の航空当局が型式証明の審査に着手している。

(藤原秀行)

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