AI活用したリアルタイム・スマート都市防災実現図る
災害情報の提供や防災関連の新技術開発などを手掛けるSpectee(スペクティ)は2月24日、清水建設が実施するスタートアップ支援のアクセラレータープログラム「SHIMZ NEXT(シミズネクスト)」に採択されたと発表した。
(Spectee提供)
「SHIMZ NEXT」は「つくろう、その先へ。」をビジョンに、建設業でのものづくりを起点として、次世代のライフスタイルやワークスタイルの創出、カーボンニュートラル、レジリエンスな社会の実現を目指す、社会課題解決型のアクセラレータープログラム。
今回は建設・まちづくり、レジリエンス、環境・エネルギーの分野から7つのテーマで参加を募集。のべ79社のスタートアップから16社が採択企業として選ばれた。
Specteeは「レジリエンス:災害リスクに柔軟に対応する建物・都市」の一環として、これまで取り組んできたAIの解析技術やノウハウを提供し、清水建設が保有するカメラ・センサー情報(水位計、震度計)など、様々な都市データをかけ合わせて、AIが支えるデータ駆動型の「スマート都市防災」実現に向け、核となる技術を実証する。
Specteeは2⽉27、28⽇に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される、東京都主催の大規模イベント「City-Tech.Tokyo」に参加することが決定した。28日に清水建設ブースでサービスの紹介や実証計画を発表する予定。
(藤原秀行)