日本ミシュランタイヤ、 トラック・バス用省燃費タイヤの新製品発売へ

日本ミシュランタイヤ、 トラック・バス用省燃費タイヤの新製品発売へ

優れた耐久性と両立、低転がり抵抗実現

ミシュランの日本法人、日本ミシュランタイヤは3月14日、トラック・バス用省燃費タイヤ「X MULTI Energy Z」(ミシュラン エックスマルチエナジーゼット)を3月20日に発売すると発表した。サイズは275/80R22.5、価格はオープン。

大型車の中・長距離車両向けに開発。独自技術の採用でロングライフ性能と新コンパウンドによる低転がり抵抗性能を両立した省燃費タイヤを実現。運送事業者の持続可能なモビリティとトータルコスト削減を達成できると見込む。

 
 

【MICHELIN X MULTI Energy Zの特徴】
1.ライフ性能の向上
ロングライフ性能が向上。ローテーション回数を抑制し省メンテナンスに貢献、ダウンタイムを削減。
2.低転がり抵抗性能
新コンパウンド採用により、低転がり抵抗を実現。CO2排出量の削減に貢献、燃料消費を抑制。           
3.ミシュランテクノロジー採用
インフィニコイルテクノロジー、レジニオンテクノロジー、デュラコイルテクノロジーの採用により、優れた耐久性と低燃費性能を両立。

【採用技術】
①インフィニコイル
カーカスとトレッド部の間にタイヤ回転方向に対してワイヤー材を平行に巻き上げ構成したコイル部材。
②レジニオン
ミシュランのタイヤモールドに活用される金属3Dプリンティングが可能にした技術。タイヤの摩耗が進むにつれて新たに溝が生まれる。
③デュラコイル
ビードワイヤーの周りを包むテキスタイル。部材間の応力と動きを抑制させる効果がある。

(藤原秀行)※日本ミシュランタイヤ提供

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