コミュニケーションロボ活用、クラウドにデータ保存
アルコール検知システム、自動点呼システム、運行管理システムを開発・販売する東海電子は6月23日、国土交通省の認定を受けた自動点呼機器「e点呼セルフ typeロボケビー」の販売を同日、開始したと発表した。
e点呼セルフはNUWAロボティクスジャパン製のコミュニケーションロボット。事業者が国土交通省の点呼告示で定めている業務後自動点呼を行うために必要な機能を搭載している。8月以降 東海電子のアルコール検知器「ALC-MobileⅢ」にも対応する。
運転免許証リーダー、検温器、血圧計など拡張性にも配慮しており、順次、多様な点呼支援機器と連動していく予定。
ロボットによる顔認証で、アルコールチェックが可能。点呼執行者がいなくても、セルフで点呼完了とみなすことができる。点呼実施記録はクラウド上にリアルタイムで保存。
異常時にはSMSやビデオ通話で緊急対応が可能にしており、IC免許証リーダー(オプション)を使えば運転免許証の所持確認ができる。サーマルカメラ(オプション)による検温にも対応し、クラウドに記録も残る。
併せて、血圧計(オプション)と連動し、ドライバーの平常時の健康データを蓄積、活用することも可能にしている。
通常プランの価格構成(正規価格表から一部抜粋)
(藤原秀行)※いずれも東海電子提供