グループ全体で24年度に100台置き換え計画
SBS即配サポートは12月13日、新興EV(電気自動車)メーカーのフォロフライが手掛ける1tクラスの商用EVバン「F1VAN」を新たに東京本店(本社)で13台導入したと発表した。
「F1VAN」のフル充電時の走行可能距離は、ラストワンマイル配送で一般的に必要な100kmの基準をクリアした300km以上を達成。頻繁に停止・発進を繰り返す市街地での配送を想定したテストでも200km以上の走行を実現しているという。
EVolityが提供する充電管理システムを採用し、車両の所在地や電池残量、充電状態などの情報を管理。今後はテクノロジーを活用した電池劣化診断、劣化予測などを一元把握し、より効率的な物流オペレーションを実現していく予定。
SBSグループは2021年10月、フォロフライ製EVバンの試験運用を開始。日本の気候や安全基準に合わせた快適性、実用性の向上を目指して改良を進めてきた。既に所有していた1台と合わせて、計14台を所有している。
(プレスリリースより引用)
EVバンの追加導入で、同社のBEV(バッテリー式電気自動車)は18台となり、さらに2023年中に1台のPHEV(プラグインハイブリッド車)を導入する予定。SBSリコーロジスティクスも今年9月にEV車両の導入を開始しており、2024年度はグループで約100台の車両をEVに置き換える計画。
(藤原秀行)