24年1月、100億円調達予定
商船三井は12月15日、国内市場で公募形式により、海洋汚染の防止や海洋資源の持続可能性向上のための施策に調達資金の使途を限定する社債「ブルーボンド」を2024年1月に発行すると発表した。
ブルーボンドは国際資本市場協会（ICMA）などのガイダンスを参照しており、同社によれば海運業界としては世界で初めての発行になるという。
発行年限は5年で、100億円を調達する予定。
同社は今年公表したグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」で、環境戦略を主要戦略の1つに位置付け、環境課題解決に2023～25年度の3年間で計6500億円規模を投じると設定している。各施策の着実な実行を担保するため、ブルーボンドによる資金調達に踏み切る。
（いずれも商船三井提供）
（藤原秀行）
