デリバリーサービス「Wolt」、すかいらーくグループと提携

デリバリーサービス「Wolt」、すかいらーくグループと提携

法人向け即配サービス活用、対応エリア拡大図る

デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは1月6日、外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)と、Woltが提供しているる法人向け即時配送サービス「Wolt Drive」の活用に関し、パートナーシップを締結したと発表した。

両社は2023年12月5日、すかいらーくアプリ・すかいらーく宅配サイトで受注した商品をWoltが配達するデリバリーサービスの実験をスタート。今年1月16日からh全国225店舗に拡大する。


(Wolt Japan提供)

すかいらーくグループの宅配サービスは1998年6月に開始。現在はガストやバーミヤン、ジョナサン、夢庵など6ブランド・全国約1000店以上で展開している。公式アプリ「すかいらーくアプリ」やウェブサイトで注文すれば、近隣の店舗からユーザーの自宅や職場などに届ける。

「Wolt Drive」は、Woltが法人向けに提供する「サービスとしてのデリバリー(DaaS:Delivery as a Service)」と位置付けており、商品の即時配送を希望する様々な企業が、Woltのアプリやウェブサイトに店舗ページを開設しなくても、全国24都道府県に広がるWoltの配達システムを利用することで、通常30分程度で顧客への配送が可能になるす。配達網は今後も拡大する計画。

すかいらーくグループは、Wolt Driveを活用することで、自社のデリバリーサービスの対応エリアをさらに拡大し、同サービスを収益の一つの柱として育てていく方針。今回の業務提携を通し、拡大する宅配ニーズにすかいらーくグループの多様な業態で対応し、今後も対応店舗を増やしていく考え。

(藤原秀行)

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