取り扱い数量増に対応、栃木の拠点で今春導入へ
ラピュタロボティクスは1月24日、昨年8月に発売した自動倉庫「ラピュタASRS」を、新たにプラモデルやフィギュアの輸出を手掛けるホビーリンク・ジャパン(栃木県佐野市)が導入することを決めたと発表した。倉庫への納入は今春の予定。
自動倉庫「ラピュタASRS」(ラピュタロボティクス提供)
ホビーリンク・ジャパンは栃木県に構えている自社倉庫から国内外に商品を発送。日本のポップカルチャーが世界中の市場で人気を得ているのに伴い、ECサイトの利用が増加し、取り扱い物量も伸びているのを受け、旧来のピッキング方法からより生産性の高い手法への切り替えを模索していた。
「ラピュタASRS」は少ない人数で高い生産性の実現が可能なほか、既存倉庫で現状のオペレーションを止めることなく、スモールスタートで段階的に自動倉庫を導入できる点などを評価。採用を決めた。
「ラピュタASRS」は取次大手の日本出版販売も新たに建設する倉庫への採用を決めている。
(藤原秀行)