ライドシェアの安全運転管理に対応考慮
鈴与シンワートは2月7日、運転前アルコールチェック&検温のクラウドサービス「あさレポ」に今年5月、「多言語対応機能」を追加すると発表した。
3月リリースの「ビデオ点呼機能」と併せて、今年4月に政府が限定解禁するるライドシェア(一般ドライバーが自家用車で有償で人を運ぶ形態)に対応する安全運転管理サービスとして提供する。
(鈴与シンワート提供)
ライドシェアの実施に際してタクシー事業者がドライバーへの教育や車両整備、運行管理を担うほか、事故が発生した際はタクシー事業者が責任を負うため、アルコールチェックをはじめとした安全運転管理が不可欠。
多言語対応機能は外国人のライドシェアドライバーを管理するタクシー事業者向けのアルコールチェックサービス。アプリケーションを英語と中国語で操作できる。
一方、ビデオ点呼機能は遠隔地にいる運転手の顔を視認しながら点呼することが可能。ドライバーと管理者は、「あさレポ」のアプリでアルコールチェック後、円滑にビデオ通話ができる。会話の記録はクラウドサーバーで保存、容易に閲覧できる。
(藤原秀行)