コスト構造を透明化、取引先との交渉支援
NTTロジスコは3月25日、「2024年問題」に備え、物流コスト構造を透明化して持続可能な物流体制を構築、適正な運賃・料金を収受できるよう物流企業を支援する新サービス「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」の提供を開始したと発表した。
輸配送費や保管費、入出荷作業などの費用を収集・把握し、納品先別に物流コストを算出。納品先ごとの売上高とその他の原価などを明確化し、詳細な収支を把握する。商品ごとの物流コスト分解も可能。
さらに、見える化した物流コストを納品頻度や納品量、ロットサイズなど様々な切り口から分析し、納品先をカテゴリー分けする。加えて、「適頻度適量」での納品を目指した納品条件への見直しや納品先へのコストに見合った適正な料金を設定するための戦略策定を担う。
納品条件の見直し提案や適正な物流料金への見直しを依頼するための取引先への提案書作成など、顧客の提案活動を支える。
需要変動の影響を迅速に把握するために、 BIツールを活用し、納品先別の物流コストや関連指標を継続的に可視化。グラフ表示に加え、納品先別の物流コスト内訳など、データとしてダウンロードもできるよう整備する。
サービス概要(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)