豊田通商が米ドローンのスタートアップに出資、業務提携

豊田通商が米ドローンのスタートアップに出資、業務提携

グローバル規模で物流実現目指す

豊田通商は5月20日、米国でドローン(小型無人機)開発を手掛けるスタートアップ企業のジップラインインターナショナルに出資、業務提携したと発表した。

豊田通商の社内ファンド「ネクストテクノロジーファンド」の案件。具体的な出資額や出資比率は開示していない。

ジップラインは2016年、アフリカのルワンダでドローンによる病院向け輸血用血液製剤輸送をスタート、大規模なエリアでドローン物流の商業化に成功した。19年にはガーナで同じくドローン物流をスタートしている。

豊田通商はジップラインと連携し、グローバルでドローン物流実現に取り組む。自動車関連事業で蓄積したノウハウも提供していく予定。

(藤原秀行)

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