リアルタイムで実績を収集・確認可能、問い合わせ対応などの負荷軽減見込む
Hacobuは6月20日、配送案件管理サービス「MOVO Vista (ムーボ・ヴィスタ)」に、「配送プロセス可視化機能」を追加したと発表した。
トラックドライバーはスマートフォンを用いて配送実績を登録できるようになる。運送事業者の配車担当者や、荷主企業・元請事業者は、リアルタイムで配送の実績を収集・確認することが可能になり、問い合わせ対応やデータ収集の負荷を軽減できると見込む。
MOVO Vistaは配送案件発注に関わるコミュニケーションをオンラインで行うことで、契約の書面化・電子化を実現。配送案件の発注のたびに発生していた、電話・ファクス・メールでのやりとりが不要になり、業務の効率化を実現すると想定している。
新機能を実装したことで、ドライバーは到着や出発の時刻、荷待ち時間をスマホ経由で迅速に記録。画像もアップロードきるため、貨物や積載の状況を速やかに共有できると見込む。スマホのブラウザやスマホアプリ「MOVO Driver」で入力する。
配送実績に応じて画面上のステータスも「配送中」「完了」などと変わるため、配車担当者がリアルタイムで作業の状況をつかめる。
(藤原秀行)※いずれもHacobu提供