日通NECロジ、千葉市でCBRE IMと長谷工開発の物流施設に半導体・電子部品特化拠点設置

日通NECロジ、千葉市でCBRE IMと長谷工開発の物流施設に半導体・電子部品特化拠点設置

当初は3300坪運営、一貫輸送などのサービスも提供目指す

日通NECロジスティクスは8月1日、千葉市稲毛区で半導体・電子部品に特化した物流拠点「千葉ロジスティクスセンター」を開設、同日稼働を始めたと発表した。

同社は言及していないが、CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(IM)と長谷工コーポレーションが共同開発したマルチテナント型物流施設「CBRE IM千葉北IV」の一角に入居している。当初は約3300坪で運営している。

 
 


「千葉ロジスティクスセンター」外観

東関東自動車道の千葉北ICから約3.2kmの場所に位置し、成田空港や東京港といった主要国際港へのアクセスにも強みを持つ立地。

倉庫業務や流通加工業務に加え、メーカー系物流会社として培った荷主代行業務、内航船や鉄道輸送サービスといった豊富な輸送モードを組み合わせた一貫輸送など、高度で幅広いロジスティクスサービスの提供を目指す。

物流施設概要


物流施設概要

項目 内容
所在地 千葉県千葉市稲毛区六方町141-2
延床面積 当社管理 約3,300坪(初動期)
構造 鉄骨造4階建(内、1階4階利用)
床荷重 1.5ton/㎡
天井高 5.5m
アクセス ①東関東自動車道「千葉北IC」 約3.2km / 京葉道路「穴川IC」 約3.9km
②JR総武本線「四街道駅」 約2.7km(車 約10分)
③千葉内陸バス「六方町バス停」 徒歩2分 / 「六方新田バス停」 徒歩5分
諸設備 貨物用EV 3.6ton x 1基 (W 3.5m x D 4.0m x H 3.65m)
垂直搬送機 1.5ton x 2基
ドックレベラー 1基
空調設備 倉庫構内全区画作業空調完備
その他 カフェテリア設置 / 大型車待機場 10台
設立コンセプト ➤ 半導体・電子部品産業向け特化型の混載プラットフォーム倉庫
➤ 同一産業の集中により、荷役と応受援体制の最大効率化と、先端IT技術の最大活用を実現
➤ 2024年問題をはじめとする物流危機に対し、持続可能で環境にやさしい物流を実現
➤ 高品質で高付加価値な物流アウトソースを実現
➤ NXグループの総合力で顧客の最適サプライチェーン構築に貢献
営業開始日 2024年8月1日


(藤原秀行)※日通NECロジスティクス提供

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