丸運、ENEOSグループのEVトラックなど向け共用充電ステーション運営実証実験に参加表明

丸運、ENEOSグループのEVトラックなど向け共用充電ステーション運営実証実験に参加表明

佐川やSBSなども発表済み

丸運は8月1日、ENEOSが7月2日に始めた、EV(電気自動車)トラックに利用可能な商用車向け共用充電ステーション運営の実証実験に参加することを決めたと発表した。

ENEOSグループのENEOSウイングが運営している「新木場TS(トラックステーション)」(東京都江東区新砂)で共用充電ステーションを設け、運送会社に提供している。日本で初めて、最大全長10mのEVトラックも使えるようにしている。

共用充電ステーションには2プラグ・最大出力90kWのハイパワー充電器を導入。大型車両1台または全長5m以下の小型車両2台を同時に充電することが可能。事前予約制を採用し、他の車両の充電時間と重なることによる待ち時間発生を防いでいる。

トラックの電動化に関しては、事業所内で充電インフラへの投資負担がかさむなどの課題がある上、事業所の外でもEVトラック向けの経路充電不足などがネックになっている。実証実験でこうした問題を克服できるかどうかを探る。

ENEOSは当初、佐川急便やSGムービング、SBSホールディングス、SB即配サポート、ナカノ商会が実証実験に参加すると発表していた。丸運も脱炭素化への貢献を目指し、参画することにした。


(ENEOSプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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