Jリートの福岡、熊本・御船町の物流施設群を110億円で25年3月に取得へ

Jリートの福岡、熊本・御船町の物流施設群を110億円で25年3月に取得へ

5棟で計4.2万㎡

Jリートの福岡リート投資法人の資産運用を担っている福岡リアルティは8月28日、新たに2件の物件を取得すると発表した。2件は物流施設とマンション。

このうち物流施設は熊本県御船町で現在、九州を地盤とする林倉庫(福岡県久留米市)が開発している「(仮称)御船物流センター」で、取得は2025年3月27日付の予定。取得額は110億円を計画している。

同投資法人がポートフォリオに組み入れる物流施設としては5カ所目となる。

熊本県は半導体関連産業の進出が相次ぎ、物流施設需要も高まっているため、取得に踏み切る。

物流施設は敷地内に計5棟を開発する予定で、このうち4棟が地上2階建て、1棟が平屋建てを想定。今年11月末から25年3月にかけて、順次竣工する見通し。延床面積は5棟トータルで4万2086㎡に上る。

テナントは4社が確定、満床で稼働開始を迎える見通し。テナントの詳細は明らかにしていない。


倉庫の外観(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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