ODAで完成、海外展開4カ国目
上組は6月3日、ミャンマーのヤンゴン近郊にあるティラワ港で日本のODA(政府開発援助)を受け完成したコンテナターミナルの運営を開始したと発表した。
同社はターミナルを保有しているミャンマー港湾公社と今年3月に港湾の運営に関する38年間のコンセッション契約を締結しており、コンテナの揚げ降ろしや一時保管などを担う。同社が海外の港湾ターミナル運営に参画するのはタイ、カンボジア、スペインに次いで4カ国目。グローバル展開の拡大を図る。
同港は日本企業が多数進出しているティラワ経済特区に隣接。ターミナル運営には上組のほか、住友商事や豊田通商、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)も名を連ねている。
6月1日に現地で開かれた開所式式典(上組ホームページより引用)
(藤原秀行)