プロロジスが埼玉・草加の自社物流施設で初、定置用蓄電池の稼働開始

プロロジスが埼玉・草加の自社物流施設で初、定置用蓄電池の稼働開始

電力ひっ迫時にカバー可能に

プロロジスは9月19日、埼玉県草加市で運営中の物流施設「プロロジスパーク草加」で、パワーエックスの大型定置用蓄電池「Mega Power」の稼働を開始したと発表した。

施設の電力系統に直接接続し、入居企業向け電力がひっ迫した際に供給して補えるようになった。プロロジスが自社開発物流施設で大型定置用蓄電池を稼働させたのは初めて。


「プロロジスパーク草加」の蓄電池

プロロジスパーク草加に設置したコンテナ型定置用蓄電池とエネルギーマネジメントシステム(EMS)を活用して蓄電池の最適な充放電制御を可能にし、ピークシフト・カットによる施設のエネルギー効率向上を図る。

蓄電池の採用で大型マテハン機器や冷蔵庫、EC自動化物流センターといった電力多消費ニーズにも対応できるほか、気温上昇などにより急激に電力需要が増加した際や発電機が故障して電力供給力が低下した際にも、安定した電力供給を保てると見込む。

Mega Power

サイズ

20フィートコンテナ(ISO規格) 

電池種類

リン酸鉄リチウムイオン(LFP)

蓄電池容量

2,742 kWh (公称値)

生産地

岡山県玉野市

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供

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