拡大見込まれる物流需要に対応図る
伊藤忠ロジスティクスは10月1日、米国法人のITOCHU LOGISTICS(USA)を通じ、米墨間輸送ブローカーのBCS LOGISTICSに出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。
BCSはテキサス州ラレドに拠点に置き、米墨間輸送を手掛けている。メキシコの輸入通関時に「プレビオ(事前検査)回避」というサービスを伊藤忠ロジと共同で提供しているメキシコのBUFETEグループの一員。
通関・輸送のライセンスを所持し、国境付近には倉庫やトレーラー待機場も構えている。
伊藤忠ロジはBCSへ出資することで、同社が有する国境通関・輸送・倉庫の機能を活用し、複雑な米墨間輸送の手続きを円滑かつ迅速に済ませられるようにする。
今後も拡大が期待されている米墨間の物流需要に対応していきたい考え。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)