相手方の名称や金額、満了日などカバー、業務効率化見込む
NIPPON EXPRESSホールディングス傘下のNXワンビシアーカイブズは10月16日、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign(ワンサイン)」に関し、契約書のPDFファイルをAIが読み取り、自動で文書情報を抽出できる「AI契約書管理機能」の提供を10月15日に開始したと発表した。
新機能を利用することで、契約書の情報を入力する時間の削減や、契約書の一元管理による業務効率化を見込めるという。電子契約と書面契約の両方をカバーする。
抽出可能な項目は、相手方の名称や契約金額、契約日、契約満了日、自動更新の有無、更新期間、解約期限。電子帳簿保存法で定められている検索要件にも対応している。
新機能は無料で利用できるが、利用に当たって別途「文書電子データ管理料 大容量プラン」を利用することが条件。
(藤原秀行)