業務効率化をさらに後押し
会社のポストから郵便物を回収してデジタル化・PDF化し、ウェブやSlackなどのチャットツールで確認できるようにするクラウド郵便サービス「atena(アテナ)」を手掛けているスタートアップのatenaは10月16日、ビジネスチャット「Chatwork」などを提供しているkubell(クベル)グループで業務プロセス代行サービス「Chatworkアシスタント」を展開しているkubellパートナーと、業務提携契約を締結したと発表した。
Chatworkアシスタントのユーザーがatenaを利用することで、Chatworkアシスタントのサービスで対応範囲が広がり、ユーザーの業務効率化をさらに後押しできると見込む。
業務提携で郵便物の受領、PDF化、管理・共有をatena上で行うことが可能になり、利用企業の業務負荷を減らすのに加え、業務が完了するまで時間を短縮することが可能と想定している。
「atena事務代行」を活用すれば、Chatworkアシスタントでは対応が難しい郵便物発送や契約書の押印といった物を扱う業務もカバーできるため、バックオフィス領域全般の業務を低コストかつ高品質でアウトソースし、本業に集中できる環境を整備できるとみている。
今後は相互送客に加え、互いの利点を活かしたサービスの共同検討なども予定している。
atenaとChatworkアシスタントを組み合わせた際の業務フローイメージ(atena提供)
(藤原秀行)