双方の顧客基盤活用
運送事業者らの物流DX支援手掛けるアセンドは11月27日、富山を地盤とする地方銀行の北陸銀行と、顧客紹介に関するビジネスマッチングで業務提携契約を締結したと発表した。
地域企業の物流DXを加速させ、労働力不足などの課題解決や持続可能な物流体制の構築を後押ししたい考え。
アセンドはトラック運送事業者向けのクラウド型運送管理システム「ロジックス」を開発・提供し、案件の受注から配車・請求書発行・労務管理・車両管理までの業務を一元管理できるようにして、物流プロセスの効率化と経営のデジタル化を同時に支援している。
一方、北陸銀行は富山、石川、福井の北陸3県を中心に、北海道や首都圏など12都道府県で店舗網を展開している。両社がタッグを組み、双方の顧客基盤を活用して運送事業者がDXを円滑に進められるようにする。
(藤原秀行)