ゼロボード、貨物輸送の温室効果ガス排出量算定効率化サービスのAddedと業務提携

ゼロボード、貨物輸送の温室効果ガス排出量算定効率化サービスのAddedと業務提携

荷主・物流企業の改正物効法への対応など後押し

ゼロボードは12月13日、企業間の輸送に関する温室効果ガス排出量の集計、算定、可視化の効率化サービスを提供するAdded(アディッド、東京都千代田区大手町)と、物流による温室効果ガス排出量の算定や物流に関連するSHK制度(温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度)対応のデジタル化・省人化に関する業務提携契約を締結したと発表した。

両社の技術と知見を組み合わせて脱炭素に関する課題解決を前進させ、物流企業と荷主企業の企業価値向上、物流業界全体の生産性向上とESG経営の浸透を後押ししたい考え。

SHK制度といった現行の法令対応のデジタル化に加え、今後取り組みが求められる改正物流効率化法への対応について、両社で連携して物流企業と荷主企業を支援する。

具体的には、省エネ法への報告で求められるデータの収集、算定からEEGS(省エネ法・温対法・フロン法電子報告システム)へのデータ登録、改正物流効率化法で求められる実輸送管理簿上のデータ集計、報告フォーマットへのアウトプット、改正物流効率化法への対応に関連した運送・荷役などの効率化推進の過程における温室効果ガス排出量のデータ収集・算定などを想定している。

(藤原秀行)※いずれもゼロボード提供

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