25年2月末めどTOB開始し最終的に全株取得目指す
LINEヤフーは12月19日、越境ECを手掛ける東京証券取引所プライム市場上場のBEENOS（ビーノス）を買収すると発表した。
2025年2月末をめどに、BEENOSにTOB（株式公開買い付け）を開始、最終的に全株の取得を目指す。全株式を買い付けた場合、買収額は約540億円となる見通し。
BEENOSは海外の消費者から日本のECサイトの商品購入を請け負い、国際手配も担うサービス「Buyee（バイイー）」を展開。最近の円安傾向などから着実に利用を伸ばしている。
LINEヤフーはBEENOSを傘下に収め、これまで手薄だった越境EC対応を強化してグループのEC全体を伸ばしていきたい考えだ。
BEENOSは12月19日、TOBに賛同し、株主に応募を推奨すると発表した。
（藤原秀行）
