三和建設、全国危険物倉庫マップをリリース

三和建設、全国危険物倉庫マップをリリース

360拠点を網羅、絞り込み検索可能

関西を地盤とする三和建設(大阪市)は1月21日、全国の危険物倉庫の情報を検索できるマップ「HAZ-MAP(ハズマップ)」の提供を同日、開始したと発表した。

物流企業各社の公式サイトなどから情報を収集、掲載している。国内の危険物倉庫約360拠点(営業倉庫)を網羅し、地図上で視覚的に情報が把握できる上、取り扱い種別やサービス、地域など多角的な条件で絞り込み検索に対応している。

荷主企業は自社のニーズに最適な危険物倉庫を迅速かつ効率的に見つけられるほか、物流企業や物流施設デベロッパーは新規倉庫開発の検討材料として活用することで新たなビジネスチャンスの創出につなげられると見込む。

三和建設は2024年、4都市で17棟(倉庫面積約1.6万㎡)の危険物倉庫を完成させた。インターネット通販の利用増大やEV(電気自動車)の普及に伴うバッテリーの利用拡大などを受け、危険物倉庫のニーズが高まり、今後も伸びが見込まれているのに対応する。


マップのイメージ(三和建設提供)

(藤原秀行)

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