直接荷重解析プログラムのベンチマークとして活用できる水槽試験結果を公開 ~大型コンテナ船や代替燃料船など新たな船型の設計・導入を支援~

直接荷重解析プログラムのベンチマークとして活用できる水槽試験結果を公開 ~大型コンテナ船や代替燃料船など新たな船型の設計・導入を支援~

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、大型コンテナ船や代替燃料船といった新船型の開発を支援すべく、直接荷重解析プログラムの検証および基盤データとして活用可能な水槽試験結果を公開しました。直接荷重解析は、大型コンテナ船や代替燃料船など、従来の簡易算式が適用できない新形状の船体強度評価に用いられる手法ですが、本データを解析プログラムの共通基準としていただくことで、当該強度評価の信頼性や透明性が向上し、設計審査の迅速化にも寄与します。公開データは大型コンテナ船と油タンカーの2船種で*1、形状や重量分布などの設計データ、運動特性や加速度といった試験結果を含みます。

「直接荷重解析に基づく強度評価ガイドライン」では、代替燃料船等の新しい構造様式を有する船舶や、実績のない大きさの船舶に対し、それぞれの特徴を考慮した荷重に基づく精度の高い強度評価が可能となる方法を示しています。

 
 

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