伊藤忠紙パルプ、物流向け自動梱包機の提供開始

伊藤忠紙パルプ、物流向け自動梱包機の提供開始

最適の紙資材もセットで提案、1時間当たり360~450袋の作業可能

伊藤忠紙パルプは6月20日、物流向け自動梱包機「Luminnova」(ルミノーヴァ)の提供を開始したと発表した。

梱包工程の自動化機器と最適の紙資材をセットで提案。特に小・中サイズの梱包に着目し、オペレーターの負担軽減や安定した生産性向上を目指している。

 
 


Luminnova


梱包のイメージ

Luminnovaは1包ごとに商品を投入できるバケット構造を採用し、荷崩れのリスクを抑えながら単品・複数いずれの梱包にも対応しやすい設計に重点を置いている。

EC向けの納品書などの同封物も対応可能。商品の点数に左右されず梱包作業を自動化できる点。

水濡れや湿気を避ける必要がある商品については、一般的なフィルム素材を選べるマルチマテリアルタイプを採用。用途や環境に応じて最適な素材を選択できるようにしている。

1時間当たり約360~450袋の梱包が可能。一般的な手作業(約120~180袋/時間)と比べて、高い処理能力を備えている。商品のサイズを読み取ってジャストサイズの梱包を実現し、効率化やコスト削減に貢献する。

 
 

また、商品投入バケットとプッシャーが交互に動く間欠式を採用しており、商品を袋の先端までしっかりと押し込んで封緘できる。


間欠式のイメージ(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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