SkyDrive、「空飛ぶクルマ」の操縦桿設計・製造で英社と提携

SkyDrive、「空飛ぶクルマ」の操縦桿設計・製造で英社と提携

「空飛ぶクルマ」の開発やドローン関連サービスを手掛けるSkyDriveは6月20日、英国で航空宇宙分野のエンジニアリングコンサルティングなどを展開しているStirling Dynamics(ステアリング・ダイナミックス)と開発契約を締結したと発表した。

Stirling DynamicsはSkyDriveの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」向けに操縦桿を供給する。性能と応答性に優れた操縦桿システムを開発・実現することを目指す。

 
 


(左から)SkyDrive最高開発責任者 Arnaud Coville氏、Stirling Dynamics副社長・Bandula Pathinayake氏、Stirling Dynamics親会社のExpleo CEO(最高経営責任者)・Rajesh Krishnamurthy氏(SkyDrive提供)

Stirling Dynamicsは航空宇宙および海洋分野で、高性能かつ安全に配慮したシステムを提供する35年以上の実績を持つ。パイロット用アクティブ・コントロール・スティックの開発で革新的な開発実績を備え、特にパイロット・イン・ザ・ループシステムや人間工学的設計、高精度フォースフィードバックへの理解が深い。

SkyDriveが必要としている操縦桿の品質を達成できる見通しの上、Stirling Dynamicsが軍用・民間航空プログラム双方で豊富な実績を持つことから提携に踏み切った。

(藤原秀行)

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