物流現場の労働力不足など考慮、積極的に売り込み図る
フランスの新興ロボットメーカーExotec(エグゾテック)の日本法人Exotec Nihon(エグゾテック二ホン)は6月27日、韓国・京畿道坡州市で、倉庫自動化ロボット「Skypod(スカイポッド)」の新しいモデルを常設展示する「Skypodデモセンター」を開設したと発表した。
韓国は世界有数のEC先進国として、高度な消費者ニーズと物流網を背景に急速な成長を遂げている一方、物流現場は慢性的な労働力不足、高齢化、安全規制強化といった構造的課題に直面しており、EC事業者にとっては物流オペレーションの高度化・標準化が喫緊の経営課題となっている。
自社のフラッグシップと位置付けているSkypodのシステムを韓国市場で積極的に売り込むため、常設展示するセンターの開設に踏み切った。
年間を通じたライブデモンストレーションや企業ごとの課題に即したコンサルテーションを展開する。
イベントで実施したピッキング・デモンストレーション
デモセンターに常設展示する「次世代Skypodシステム」
(藤原秀行)※いずれもExotec Nihon提供