物流面で支援、新たな冷凍食品宅配サービス開発なども想定
日本郵便と食品ロス削減に取り組むクラダシの両社は8月4日、同日付で資本・業務提携を締結したと発表した。
日本郵便が今年8月、クラダシの第三者割当増資を引き受け、5億円を出資。持ち株比率は約10％となる見通し。
提携を結んだ日本郵便の髙橋康弘専務執行役員（左）とクラダシの河村晃平社長CEO（最高経営責任者）
クラダシはまだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、専用の通販サイト「Kuradashi」で割安に販売、売り上げの一部で社会貢献活動を支援している。
日本郵便は物流網を活用して食品保存時の温度管理などをサポートするほか、クラダシと組んで高齢者向けにフードロス削減をアピールしたり、通販でクラダシの食品を紹介したり、新たな冷凍食品宅配サービスを開発したりすることなども想定している。
提携のイメージ（いずれも両社提供）
（藤原秀行）
