技術開発や海外展開などに充当
EV(電気自動車)の充電インフラ整備を手掛けるTerra Charge(テラチャージ)は8月20日、シリーズDラウンドの後半として新たに104億円の資金調達を完了したと発表した。
エクイティ・デット調達を実施し、みずほ銀行、あおぞら銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行などが引き受けた。テラチャージのシリーズDラウンドの累計額は204億円、総調達額は261.4億円に達した。
テラチャージは企業・自治体などの施設向けにEV充電器の設置・運用を一気通貫で提供するとともに、EVユーザー向けに充電器の利用・決済ができるアプリ「Terra Charge」を展開している。2022年4月にEV充電インフラ事業を立ち上げた後、日本国内でのEV充電器の設置数は1.5万口(今年3月末時点)を突破している。
調達した資金は充電インフラ網の拡充や技術開発、海外事業の展開、採用・組織体制の強化に充てる。
(テラチャージ提供)
(藤原秀行)