上組、インドでターミナル事業やフォワーディング手掛ける現地企業を12月買収へ

上組、インドでターミナル事業やフォワーディング手掛ける現地企業を12月買収へ

事業基盤拡大図る

上組は9月12日、インドでターミナル事業やフォワーディング事業を展開しているSaurashtra Freight(ソーラーシュトラ・フレート)を今年12月1日付で買収すると発表した。

投資ファンドなどから株式の87.75%を取得、子会社化する。残りの分も5年後をめどに全て取得する予定。具体的な取得額は開示していない。



上組は北米や東南・南西アジアで事業拡大を目指している。

ソーラーシュトラはインド・ムンドラ港でコンテナフレートステーション(CFS)を活用したコンテナ貨物の取り扱い・保管事業やNVOCC事業を手掛け、2025年3月期の売上高は58億円、営業利益は14億5200万円だった。

上組は業績が堅調なソーラーシュトラを傘下に収め、インドで物流事業の基盤を拡大していきたい考えだ。

(藤原秀行)

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