民間航空局や大手財閥なども
「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を手掛けるSkyDriveは10月2日、タイ・バンコクのタイ民間航空局（CAAT）本部で9月10日に開催された、同国内で空飛ぶクルマの実現を目指した官民協議に参加したと発表した。
SkyDriveは2024年6月、タイの大手財閥サハ・パタナ・インター・ホールディングス、サハ東急コーポレーションの両社とタイ国内でSkyDriveの航空機を活用した事業の展開に関する覚書を締結するなど、タイ国内で空飛ぶクルマ運航の実現を目指している。今回の取り組みもその一環。
左から4番目：サハ・パタナ・インター・ホールディングスVichai KulsomphobCEO（最高経営責任者）兼取締役会長 6番目：SkyDrive・福澤知浩CEO 7番目：タイ民間航空局Marshal Manat Chavanaprayoon総裁 8番目：バンコクエアウェイズPuttipong Prasarttong-Osoth CEO（SkyDrive提供）
協議には同航空局、バンコクエアウェイズ、サハ・パタナ、サハ東急とSkyDriveが名を連ね、それぞれの立場から情報提供したり、意見を交わしたりした。
SkyDriveはバンコクエアウェイズとともにシラチャ、サムイ島、バンコクなどで空飛ぶクルマの実現を検討している。タイ民間航空局は近々来日し、SkyDriveのフライト見学などを行うことも検討している。
（藤原秀行）
