実用化に必要と想定
IHIとSkyDriveは10月3日、IHI運搬機械とSkyDriveが「空飛ぶクルマ」の搬送技術に関するサポーター契約を締結したと発表した。
サポーター契約はSkyDriveの事業に協賛し、共催イベントの開催などを通じて空飛ぶクルマの実用化を後押しすることを柱としている。
IHI運搬機械は2019年に国内で初めてドローンから自動運転モビリティへの荷物の無人受け渡しを実現する物流ドローンポートを開発した。以後、ドローンによる輸送ビジネスや、都市部の屋上階を活用した空飛ぶクルマのような次世代エアモビリティが離着陸するバーティポートなど、新たなエアモビリティの社会実装を支援するための施策を検討している。
その一環で、空飛ぶクルマの高頻度・高密度な運航を可能とするバーティポートの実現を目指しており、そのためにはバーティポートに降り立った空飛ぶクルマの地上搬送システムの自動化が必要と想定。実現に向け、SkyDriveと連携して開発を進めることにした。
(藤原秀行)