ツナググループ、SBSスタッフと自社退職者の復職支援サービス「アルムニア」を共同拡販へ

ツナググループ、SBSスタッフと自社退職者の復職支援サービス「アルムニア」を共同拡販へ

物流業界の人手不足傾向踏まえ

RPO(採用業務代行)・採用コンサルティングを手掛けるツナググループ・ホールディングスは10月6日、同社グループで展開している、自社で過去に働いていた人(退職者=アルムナイ)にシステム登録してもらい、企業とその人の双方が都合の良いタイミングで簡単に1日単位で復職できるようにするアルバイト・パート特化型サービス「アルムニア」に関し、SBSホールディングス傘下で人材派遣サービスを行うSBSスタッフと、販売契約を締結したと発表した。

自社グループ内で物流分野のIT化を加速させているSBSスタッフと人材採用のソリューション事業を展開するツナググループは、先行的に実証実験を通じて、SBSスタッフにおける「アルムニア」の有効性と機能性を共同検証し、利便性向上のための機能追加・改修を重ねてきた。

この結果を踏まえ、ツナググループは物流業を中心に労働需給ギャップの解消に向けた取り組みを強化するため、「アルムニア」を共同で拡販することにした。

物流業は人手不足が深刻化していることなどから、「アルムニア」の需要が十分期待できると判断した。


(ツナググループ・ホールディングス提供)

実証実験期間中、SBSスタッフはアルムニアを通じて、タレントプール化したスポットワーク人材を活用し、働きたいタイミングで何度も勤務。今までスポットワークサービス経由で経験が蓄積されづらかったところから、教育コストの軽減と即戦力化に成功。また、人件費換算では年間費用の50%相当の削減を実現したという。

今後は労働需給ギャップが特に大きい物流業界を中心に、SBSスタッフをはじめとしたSBSグループの取引企業への導入を共同で拡販する。

(藤原秀行)

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