情報提供で協力
国土交通省と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月28日、人工衛星の画像データを活用した災害情報提供協力に関する協定を締結したと発表した。
両者は人工衛星の画像データを使うことにより、夜間や悪天候の際にも広域の道路被害を迅速かつ効率的に把握できるようにし、初動対応(詳細調査・道路啓開)を強化したい考え。
JAXAは要請に基づき、国交省道路局に衛星画像データを提供する。
活用する人工衛星は、現在運用中の陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)と、2024年に打ち上げられた先進レーダー衛星「だいち4号」(ALOS-4)を含む。
実際の活用に向け、両者でワーキンググループを設置し、衛星画像データの効果的な活用手段の検討と実証実験を行う予定。

(国交省資料より引用)
(藤原秀行)


